■第102回関東学生陸上競技対校選手権大会 1日目(11日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)
関東学生陸上競技連盟に登録している大学が各種目をポイント制で競う対抗戦「関東インカレ」が開幕した。男子100mの予選には昨年の世界陸上オレゴン代表、東洋大・栁田大輝(2年)が出場。追い風参考ながら10秒15(+2.7)で組1着となり、各組上位2着と上位タイム6人が進む12日の準決勝進出を決めた。
昨年、1年生で同種目を制した栁田は、予選3組に登場。織田記念(4月29日)で優勝、8月の世界陸上ブダペスト代表入りを狙う栁田は、スタートから飛び出すと最後は流す余裕を見せ、10秒15でフィニッシュ。追い風参考記録とはなったが、今季自己最高のタイムをマークした。
男子110mハードルにエントリーしていた村竹ラシッド(4年、順大)は欠場。織田記念の予選を走った際に左足を痛めていた。村竹は3月に世界陸上ブダペスト(8月19日~27日)の参加標準記録を突破していて、日本選手権で3位に入れば代表が決まる。