
Q.海外の需要を考えたとき、強いのは何か?飛行機や戦車、自動車?
<田宮理事長>
「それだけではない。『楽しい工作シリーズ』、地味なシリーズだが、静岡大学教育学部の教授に手伝ってもらってやっている。工作教室、自分の手で作る、それが模型」
Q.自分の手で作るのが、海外でも通じるコンテンツ?
<田宮理事長>
「ドイツでは、手で作る模型を出したら、ドイツ人は『これが本当の科学模型だ』と、そう評価いただいている」
Q.4年ぶりに海外のバイヤーが来場したことを主催者として、どうみているか?
<田宮理事長>
「静岡の模型がないと海外も困る。“模型の世界首都”というのは、言葉だけではない。彼らだって、来なければならない。静岡に来て楽しんでいる」
Q.楽しんでいる様子を見て、どのようにみている?
<田宮理事長>
「それはすごくうれしいですよ。僕らも楽しんでいますからね」

2023年の静岡ホビーショーは新型コロナの影響が落ち着きある中、過去2年ほとんど見られなかった海外のバイヤーが多数来場することが見込まれています。また、一般公開日にツインメッセ静岡南館で行われる「第32回モデラーズクラブ合同作品」にも、アメリカや中国、韓国、台湾など、海外の模型ファンが展示を行う予定になっているということです。