少しずつ気温が高くなり“脱マスク”の動きも見られる中、ここ数年と比べて今年はこの時期に、日焼け止めの注目度が増しているようです。
一体なぜなのか、そのワケを取材しました。
高気圧に覆われて晴れた9日の愛媛県内。
大洲で25.1℃の夏日となったほか、松山でも24.4℃と、夏日手前の気温を観測しました。
暑さが増すこれからの季節、気になることと言えば…。
(街の人)
「日焼けめっちゃ気にします」
「対策は、日焼け止めクリームと日傘と手袋とサングラスです」
コロナ禍から徐々に“脱マスク”が進む中、日焼け対策についてはこんな声も…。
(街の人)
「マスクを外してもいいとなるので、顔全体に日焼け止めを塗ったりとか」
こうした中、松山市内の薬局では。
(山田祐也アナウンサー)
「日焼け止めの売り場なんですが、マスクを外す機会の増加で買い求める人が増えているということです」
店舗では、塗るタイプやスプレータイプなどの日焼け止めを取り揃えていて、直近1か月間の売上は、去年の同じ時期と比べ約1割増加したといいます。
くすりのレデイ宮西店 田村博店長
「最近の傾向は、日焼け止め+トーンアップという形で顔を明るく見せるというタイプが人気」
山田アナ
「マスクを外す機会が増えたことで顔を明るく見せたいという方のニーズが増えている?」
田村店長
「そうですね。マスクを外した状態の時に明るく綺麗な姿でというのが、みなさん共通した形だと思いますので」
さらに“脱マスク”の影響はほかの商品にも表れ、口紅やファンデーションなどの化粧品も、去年と比べ1~3割ほど多く売れているということです。
田村店長
「しっかりメイクをして外に出かけようという機会が増えていることが分かります」
店では、これから夏に向けて日焼け止めなどの需要がさらに高まると見込んでいます。
今年の夏、マスクを外して過ごす人は、ここ数年と比べてより入念な日焼け対策が必要かもしれません。
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