【徹底解説】5類移行で生活はどう変わる?
5類移行で、私たちの生活の何が変わるのか。まずは行動制限についてです。

「季節性インフルエンザと同じ扱い」になったことで、緊急事態宣言などは発令されなくなりました。
また学校の出席停止期間も「発症後5日間」に短縮。ただ「感染への不安」を理由に休む場合には、「出席停止」「忌引扱い」といったこれまでと同じ対応が可能になります。

陽性になった場合の外出も、個人の判断に委ねられますが、厚生労働省は「療養期間を発症翌日から5日間を推奨」としていて、症状が軽くなってから24時間程度は外出を控えるなど、周囲への配慮を求めています。
5類移行で「医療体制」はどう変わる?
続いて医療体制についてです。行政による宿泊療養施設などは終了し、今後診療や入院は民間医療機関に限られるため、岡山県は「対応が可能な病院などを段階的に拡大する」としています。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「風邪ですとかインフルエンザをこれまでも診てきた診療科については、すべての診療科で対応をしていただくことを目指す」