■MLB エンゼルス 1ー10 レンジャーズ(日本時間7日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地のレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。この日は4打数無安打、2試合連続のノーヒットで打率は.295から.286と下がった。

ゲーム差なしでア・リーグ西地区首位のレンジャーズと対戦。勝てば今季初の首位に立つエンゼルス、前日(日本時間6日)は8試合ぶりの無安打に終わった大谷、1回の第1打席、1死一塁で今季、レッドソックスから移籍、大谷は通算12打数2安打、打率.167と苦手なN.イオバルディ(33)と対戦。大谷は厳しいコールのボールを見極めカウント3-1とすると5球目も内角のギリギリを攻められ1塁に歩きかけたがストライクのコール。主審に笑顔を見せストライクゾーンの確認をした。最後は外角低めのスプリットを当てるだけのバッティングとなりレフトフライに倒れた。

0-3と3点を追う4回、先頭打者で登場すると1球目、内角低め148キロのカットボールに差し込まれセカンドゴロ。6回も先頭打者で迎えた第3打席、1球目、低め146キロのカットボールをすくい上げセンターへ、打球は高く上がったがフェンス手前で失速。レンジャーズ・イオバルディの微妙に動くボールにポイントをずらされて捉えることが出来ない。

8回の第4打席もイオバルディと対戦。カウント1-1からこの試合、大谷の打席で初めて投げた124キロのカーブで空振りを奪った。緩急を上手く使い、最後は148キロのカットボールでファーストゴロ。ベテランの投球術に大谷は4打数無安打、2試合連続のノーヒットに終わった。チームの連勝は5でストップ、今季初の首位奪還とはいかなかった。