国内の爆破事件も「ワグネル」によるものか…支持拡大で大統領選に?

――今後どうなっていくのか。ロシア国内各地で爆破事件が頻発しています。国民は国内を収められないプーチン大統領に不信感を持つんじゃないか。この爆破事件というのがショッピングセンター、地下鉄、アパートなど、実際にはワグネルによるものではないかということなんですね。この不信感を呼んだ後、ワグネルが支持を拡大し、もしかしたら、プリゴジン氏が大統領選挙に出るんじゃないかと先生は予測されている?
「ですから今回の戦争は、市民の身近なところまで、どんどん脅威が広がってきている。そうしたところで地方に住む住民たちを中心に地方行政府に対して、押しかけてそれが全土に広がって、結局プーチン大統領に代わって、ワグネルのプリゴジン氏も戦争を止めようと言ってた人の方にだんだん世論が近づいていくという流れになってきてるんじゃないかと治安機関とかがの中でも反プーチン勢力が出てきているということです」
――反転攻勢の直前にロシアが戦術核を使用する可能性はあるのでしょうか?
「選択肢がどんどんプーチン大統領が取り得る選択肢が狭まってきている中で、原発が非常に大きな問題になってきてんですね。(ザポリージャ原発内に)爆発物が仕掛けられているという話もあります」














