若者の“王室離れ”が進む…

一方で、若者の“王室離れ”が進んでいることが数字に表れています。
【英国内 戴冠式への関心度】
▼とても関心あり 9%
▼ある程度関心あり 24%
▼あまり関心なし 35%
▼全く関心なし 29%
「6割以上が関心なし」となっています。年齢別では、若い人でより関心が薄まっているところも指摘されているようです。
ホラン千秋キャスター:
なかなか見られるものではないということで、戴冠式は、どのような式典になるのか楽しみではありますよね。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京さん:
歴史的な出来事ですから、英国の古き良き時代の伝統を見られる大事な機会でもある。ただ指摘にもありましたが、若者だけではなく、「ロイヤルファミリーということではなく、チャールズ国王自体に人気がない」という痛烈な批判を、ヨーロッパでは、よくしています。例えば「経費削減なんだ、イギリスの経済事情を考えてのシンプルさを強調したことにするんだ」と言ったとしても批判は起きるし、もしも盛大にしようとなったら、これもまた批判になったでしょう。
今、ロイヤルファミリーは、イギリス自体が、どのような方向にしていくのかということが難しいんだろうなと伺えます。
ホランキャスター:
エリザベス女王が長く偉大な女王であったがために、その次を担うというのは、かなり大変なんだろうなというところですよね。
田中ウルヴェ京さん:
そこが本当に見られてしまうような状況ですね