天然マテ貝がとれる干潮「とり方にびっくり」

 この日の干潮時刻は午後2時半。昼をまわると急速に潮が引き始めます。午後2時、あっという間に沖の方に干潟が現れました。ここからが新舞子海岸の真骨頂です。実はここ、大きく潮が引いた時間帯にだけ天然のマテ貝がとれるんです。
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 砂の表面をかきとると現れる穴。ここに、マテ貝が潜んでいます。穴に塩を入れると塩分濃度の変化に驚いて貝が出てくるのです。
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 大きなマテ貝をとった子どもに、周囲から「すごい。めっちゃでかいやん」と歓声が上がります。

 (初めてマテ貝とりを体験した人)
 「とり方にもびっくりですし、こんなに大きいのがとれると思っていなくて、すごく楽しいです」
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 手慣れた様子の家族も。次々とマテ貝をとります。
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 バケツの中を見せてもらうと大漁です。

 (マテ貝をとる家族)
 「去年はあまりマテ貝がとれなくて、今年はいっぱいとれてうれしい。妹も弟もめっちゃ貝が好きやから」
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 この日の夕食はマテ貝のバターソテー。おいしくて兄妹で取り合いになったんだって。