憲法記念日の3日、松本市では、憲法9条に基づく平和主義を掲げる市民団体がイベントを開きました。

「本気でとめる戦争!中信市民連合」がJR松本駅前で開いた集会には、およそ150人が参加しました。
この中で、松本猛(まつもと・たけし)共同代表は、「憲法の精神を繋いでいこうと考える人々の輪を広げていってほしい」と述べ、参加者が『9条改憲NO』や『戦争させない』と書かれた紙などを掲げました。


午前中には、記念講演会も開かれ、防衛省を長年取材している共同通信社専任編集委員の石井暁(いしい・ぎょう)さんが、「『戦争ができる国』から『戦争をする国へ』」をテーマに政府の防衛政策の転換について解説しました。


市民団体の代表は、「戦後の分水嶺に差し掛かっている今、立憲主義を守ることの重要性を確認する日にしたい」と話していました。














