アパホテル広島駅前新幹線口(2024年8月開業予定)

来年8月、開業予定の「アパホテル広島駅前新幹線口」は、14階建て・294室で大浴場や露天風呂を設けます。

アパホテル広島駅前スタジアム口(2024年9月開業予定)

来年9月に開業するのが、「アパホテル広島駅前スタジアム口」。同じく14階建てで、客室は242室。

アパホテル&リゾート広島駅前タワー(2026年開業予定)

そして、3年後の2026年春には「アパホテル&リゾート広島駅前タワー」の開業を目指します。こちらは30階建て、600の客室にプールも備えます。

アパグループ 元谷一志 社長兼CEO
「わたくしどもは、けっこう主要都市ではプライスリーダーに実はなっていまして。おそらくこの3つができたときには、広島市内でコンベンションだとか、スポーツの大きい大会とかコンサート需要があったときに弊社にたぶん話が来ると思います。そこでわたくしどもがプライスリーダーとしてしっかり値付けをすれば、まだやっていけるかなと」

それでもこの3つのホテルが稼働すると、広島駅周辺で展開する客室は、アパグループだけで1954室に拡大します。勝算は?

アパグループ 元谷一志 社長兼CEO
「実はこの3か所の取得は、新CEOになってから取得したもので、すごくそういった面においてはアフターコロナを見すえた布石を打ちたいと思っていまして。(広島では)3000室ぐらいは全然、余裕かなと思っていまして、街のマーケットとしては、それぐらい十分、ポテンシャルとしてあると思っています」

広島のポテンシャル

アパグループ 元谷一志 社長兼CEO
「まずは1つは、人口規模とビジネスの中四国の経済圏の中心であるということ。もう1つは観光事業として今、広島駅がすごく注目されていると。宮島もありますし、尾道のしまなみ海道もあります」

「また、新しくサッカースタジアムを今、建築中ということで、わたくしどもは、JFA(日本サッカー協会)とことしの3月から提携をしました。日本代表戦も広島で今、ご検討されていらっしゃるとお聞きしたので。そういった面では、すごく追い風だなと思っています」

元谷氏の視線は、広島駅周辺だけではなく、ほかのエリアにも向けられています。

アパグループ 元谷一志 社長兼CEO
「もちろん案件ありきだと思うんですけれども。当然、広島中心街であります八丁堀紙屋町流川、その辺りにもひょっとしたらニーズとしてはあるかもしれませんし。それ以外にも福山尾道、また廿日市、あと宮島とか、いろいろ案件ありきで考えていきたいと思います」