一級建築士「屋根の張り方に問題がある」
なぜこれほど雨漏りするのか。一級建築士の石井修二さんに見てもらいました。まず向かったのは屋根裏部屋。
(一級建築士 石井修二さん)
「こういうふうに木の所が非常に腐っています」
壁を触ると…。
(一級建築士 石井修二さん)
「ボロボロと落ちてしまっている」
(一級建築士 石井修二さん)
「黒く見えるのは全部カビなんです。屋根全体でどんどん水が漏っているということなんですね。ここまで腐食したものは見たことないですね」
石井建築士は、屋根の張り方に問題があり、雨水が屋根から入り込み、壁を伝って他の部屋に流れ落ちている、と指摘します。
(一級建築士 石井修二さん)
「この屋根は金属板を張ってありますが、上の方が勾配が緩い。緩い所までこういうふうに重ねていくと、重ね部分から水が入りやすいから、緩やかな所は重ねて張ってはいけない」