あ然!死球死球四球四球

しかし、とんでもない事態が待っていた。
6回表に、先発の松葉貴大投手からマウンドを引き継いだ鈴木博志投手が、1アウトからベイスターズの4番・牧秀悟選手の背中にボールをぶつけてしまうと、続く桑原将志選手にもデッドボール。
さらに関根大気選手にはフォアボールを与えて1死満塁となり、今季初登板のベテラン谷元圭介投手に交代。

その谷元投手も押し出し四球と犠牲フライで、なんとノーヒットで同点に追いつかれた。
「死球死球四球四球」という、決して見たくもない投手陣の乱調の後には、連続タイムリーが待っていた。
この回5失点。ため息に包まれるスタンド。
悪夢のような逆転劇に、特別ユニホームの金色は、次第に色をなくしていった。試合は4対7で敗れた。