3つ以上で予備軍 “春バテ”チェック

■代謝が悪くむくみやすい
■手足などが冷たく感じる
■室温が一定の場所に長時間いる
■寝つき・寝起きが悪い
■パソコンやスマホを1日4時間以上使っている
■首・肩が凝っている
■ストレスを多く感じる生活をしている
3つ以上当てはまると「春バテ予備軍」です。
コメンテーター 中川翔子:
むくんでるし肩凝ってるし、スマホずっと見てるし、足が冷たいです。気温が一定っていうのも、室内にずっといたらこうなっちゃいますよね。
久手堅院長:
寒暖差に対して、自律神経を日頃から調整していればコントロールがつきやすいんですけれど、エアコンなどでずっと一定の温度の中にいると、自律神経があまり動かなくなってしまいます。そこで、屋外の環境に寒暖差が出ると、不調が急に出やすくなります。
“春バテ”対策 自律神経を整えるには

寒暖差による“春バテ”の対策を聞きました。
ポイントは「入浴」「睡眠」「食事」の3つです。
(1)入浴
ぬるめ(38~40℃)のお風呂に10~15分、首までゆっくりと浸かる
(2)睡眠
7~8時間の睡眠をとる
就寝時間のズレは、前後2時間に抑える
(3)食事
ヨーグルト、納豆、味噌汁など発酵食品を摂って腸内環境を良くする
久手堅院長:
人間の回復には「睡眠」がすごく大事なんです。
ぬるめのお湯に10分から15分入って少し体を温めて発汗を促し、深部体温が上がった後に90分ぐらいすると体温が下がってきて寝付くタイミングになるので、そこでしっかり寝ていただく。
睡眠は「長さよりも深さが大事」です。睡眠を短い時間しかとれない方でも、始めの90分から120分という一番大事な深い睡眠をしっかりとっていただくのがポイント。
また、自律神経は“脳腸相関”といって、腸と関係があります。腸の状態を安定させるために、ヨーグルト・納豆味噌汁などの発酵食品を摂っていただくことが、自律神経を整えることにつながります。
(ひるおび 2023年4月27日放送より)