来月5日のこどもの日を前に、五月人形などを集めた企画展が28日、盛岡市指定の保護庭園「南昌荘」で始まりました。
南昌荘の端午の節句展は、毎年この時期に行われている企画展で、今回は子どもたちの健やかな成長を願って武者人形や着物、およそ30点が飾られています。なかには、今から約120年前の明治34年に京都で制作された武者人形もあります。所蔵している盛岡市のコレクターの男性が今回の展示用にと貸し出しました。会場では南極観測船「宗谷」やペンギン、氷河が描かれた年代物の珍しい着物なども見ることができます。企画展は来月7日まで開かれ、期間中は休まず開館します。