蔵のまち福島県喜多方市へやってきた佐藤玲奈調査員(TUFアナウンサー)。今回のボスの指令は「酒蔵がつくった化粧水を調査せよ」。一体どんな化粧水なのでしょうか?
やってきたのは、創業105年の歴史を持つ老舗の酒蔵「ほまれ酒造」です。
今、まさに日本酒の仕込みの真っ最中。
どんな作業が行われているのでしょうか。
中島一郎さん(ほまれ酒造 取締役 杜氏 )「これは『もろみ』といいまして、米を蒸かしたやつね。それと麹を混ぜて仕込んだわけです。あと2週間弱くらいですかね。」
玲奈調査員「そこから、飲むことができるようになるということですね。」
中島さん「そうです。」
酒造りについて調査した後、次に向かったのは直売所。
五十嵐加奈さん(ほまれ酒造)「当店は、常にあるもの全てご試飲していただくことができます。今ですとこの『喜多方テロワールEPISODE Ⅳ』がおすすめですね。純米大吟醸になります。」
玲奈調査員「おいしそう。もう名前からおいしそうですよね。あっ、スッと入りました。」
五十嵐さん「にごり酒をベースにした『ライチにごり酒』は女性に特に人気の商品になっております。」
玲奈調査員「んん!香りがフワッと鼻の中に入ってきますね。」
玲奈調査員「ちょっと待って。私、調査しに来たんじゃない?」
玲奈調査員「化粧水・・・化粧水・・・あっ!あったわ!コレじゃない!?」
玲奈調査員、ついに化粧水を発見しました!
玲奈調査員「これってここで作られているものですか?」
五十嵐さん「はい。当蔵の女将が作ったものです。」
玲奈調査員「試してみたいです。」
五十嵐さん「ぜひ。」
玲奈調査員「お~!ラベンダー!いい香り!」
これは、日本酒の香りが苦手な方にも良さそうです。この化粧水を開発したという女将に話を聞きました。
玲奈調査員「こちらの化粧水、女将さんが作られたって本当ですか?」
唐橋美紀子さん(ほまれ酒造 女将)「そうなんです。」
玲奈調査員「(開発に)どのぐらいかけたんですか?」
唐橋さん「約20年ですね。」
自身も肌の悩みを抱えていた女将が、日本酒の高い保湿力に着目して作ったのがこちらの化粧水。「会津ほまれ」の純米酒を60%配合(メーカー公表データ)しています。
唐橋さん「お米だけのお酒ってあるんですが、これを使って、肌が欲しがるほんのちょっとの有効成分を加えてあげれば、すごくいいものができるんじゃないか。でも、その原料選びにものすごく苦労しました。」
そして、日本酒の配合率をさらに高めたプレミアムな化粧水もあります。
唐橋さん「日本酒(の配合率)90%(メーカー公表データ)。」
玲奈調査員「ほとんど!」
唐橋さん「ほとんど日本酒です。」
玲奈調査員「ちょっとしっとり。日本酒って色々な使い勝手があるんですね。」
お目当ての化粧品を見つけたところで、もうひとつ、気になるものが。
玲奈調査員「さっきからちょっと視線を感じていたんですが・・・」
唐橋さん「はい。」
玲奈調査員「もしかして、唐橋ユミさん(の等身大パネル)ですか?」
唐橋さん「そうです。」
玲奈調査員「先輩!!!!」
そう。ここ、ほまれ酒造は唐橋ユミアナウンサーのご実家。
化粧水は唐橋アナウンサーのお母様が作ったものだったんですね。
玲奈調査員「酒蔵がつくる化粧水の秘密、教えてもらっちゃったわよ!これで私のお肌もピッチピチ!みんなと祝杯あげるわ。バイバイ!」
【今回紹介した場所】
ほまれ酒造
[住 所]福島県喜多方市松山町村松字常盤町2706
[営業時間]9時~16時30分
[定 休 日]木曜日
(4~5月は木曜日も営業)
『WITH!』
福島県内にて毎週夕方4時~放送中
(2023年4月15日放送回より)
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