世界の目が日本に集まる来月のG7広島サミット。その前にLGBT法案は成立するのでしょうか。きょう、自民党で動きがありました。
週末、都内で開かれた「東京レインボープライドパレード」。多様な性のあり方への理解を求め、1万人あまりが練り歩きました。G7=主要7か国で唯一、LGBTに関する法律がない日本にアメリカの大使も声をあげました。
エマニュエル米国大使
「きょう、この瞬間から日本の新しい時代を迎えましょう。LGBTQ当事者たちが安心して暮らせる時代です」
法整備を求める声は、経済界からも…
経団連 十倉雅和会長
「世界は差別禁止ですよね。日本はその前段階のLGBTQ理解増進(法案)。ちょっといかがなものかと」
来月のG7広島サミットまでに、日本がLGBTへの理解を促す「理解増進法案」を成立させるのかは国際的な注目を集めています。ただ、法案はおととし、超党派で合意したものの、自民党内の反対で暗礁に乗り上げた経緯があります。
その自民党がようやく重い腰を上げました。きょう午後、法案の扱いについての話し合いを行い、今週金曜日から議論を本格化させることを決めたのです。
自民党 岩屋毅元防衛大臣
「国民の皆さんの関心も、国際社会の関心も非常に高まっている問題ですので、可及的速やかに結論を得るべきだと」
出席議員からは「超党派で合意した法案を破棄し、ゼロからもう一度、議論すべき」という慎重な意見も出たといいます。
与党幹部
「G7サミットを超えると、反対派からも急進派からも色々な意見が出て、タガが外れる。サミット前なら歩み寄れる」
岸田総理はどう動くのか。折に触れ、法案の早期成立を求めてきた公明党の山口代表に、きょう総理は前向きな意思を伝えました。
公明党 山口那津男代表
「総理は『政府の方針は、多様性を互いに認め合って包摂性に富んだ社会を作っていくという方針なので、そこはもう御党(公明)と同じ方向です』と」
サミット前の成立が間に合うのか、ギリギリの攻防となりそうです。
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