サッカーJ3カマタマーレ讃岐は新入団選手らを対象にSNSの活用を含む研修を初めて行いました。自らをプロデュースする力をつけることで、チームの力も強化しようという取り組みです。

(ユーチューバー 瀬戸内サニーさん)「あいつこんなこと考えてんだとか、ファンの人も、あの人こういうこと考えてるんだというのを理解できる 夢や目標を達成するための強力な武器になるのがSNSです」

香川で活動するユーチューバー・瀬戸内サニーさんを講師に招いたカマタマーレ讃岐の新入団選手の研修です。

選手がSNSを使ったセルフプロデュース力をつけることで、人間的に成長し、結果としてチームのレベルアップも図ろうと行われました。

SNSは一般的に情報を送受信するツールと理解されていますが、講師のサニーさんはそれよりも大事な役割があると話します。

(ユーチューバー 瀬戸内サニーさん)「今ってSNS上にある意味情報があふれていて、外の情報ばかりに左右されてしまっているんですけれど、そうじゃなくて自分の中にある情報が一番実は重要だったりするので、そこと向き合ってもらえるとすごくうれしいです」

選手たちはグループに分かれ、SNSでの発信のベースになるお互いの夢や目標を言葉にして確認しました。

(松原快晟 選手)「成し遂げるところは日本代表で早くワールドカップ出場」
(高橋尚紀 選手)「カマタマーレ讃岐でJ3優勝を成し遂げたい」

(岩岸宗志 選手)「みんなが思っていることを聴くことができて、より自分の目標だったりとか成し遂げたいことの思いというのが、より強くなったというか」

(竹村俊二選手)「目標だったりを再確認できた機会だったかなと思います」

研修を担当したフロントの三宅さんは、選手の人間としての成長が、チームの強化にも欠かせないと考えています。

(研修を担当した三宅修平さん)「普段はピッチの上でサッカーをずっと頑張っているんですけど、実はこういうピッチ外での努力というか、インプットというのも非常に大事なので、実際に選手の夢を再確認したので、クラブとしてもそういう環境を整えないといけないなと」

(吉田源太郎 選手)「小さい子どもたちに夢を与えて自分も目標とされる選手になりたいと思っています」

選手が夢に近づくことでチームが強くなることを目指した研修です。カマタマーレ讃岐はJ2昇格に向け、ピッチの外でもチーム強化の取り組みが続きます。