豊かな河川の環境づくりを進めるため今年も金沢の浅野川では、保育園児も参加して、稚アユの放流が行われました。
この稚アユの放流事業は、金沢漁業協同組合が毎年行っているもので、今年で73回目となります。
今年は、ひがしあさかわこども園の園児22人が参加しました。

放流場所となった浅野川上流の袋板屋橋下では、園児たちが8センチほどに育った稚アユおよそ1万尾を川に放し、歓声をあげていました。
園児たち
「大きくなあれ!」
金沢漁業協同組合代表理事組合長 八田伸一さん
「今年はアユの調子がいい。天然遡上も例年より2週間ほど早く、今年のアユ漁は楽しめますよ」

この稚アユの放流は、5月から6月にかけて6回程度行われる予定で、およそ30万尾が川に放たれます。
アユ漁の解禁は、6月16日となっていて太公望には待ち遠しい季節がやってきます。