「1日1鉄!」のブログなどで知られ、ローカル線を巡り、四季折々の風景と鉄道の魅力をカメラにおさめる鉄道写真家の中井精也さんによる写真教室が24日に開かれ、県内外のファンが写真のコツを学びました。

中井精也さんの写真教室は全国を巡る写真展に合わせて開かれていて、今回は糸魚川市の大糸線などが舞台となりました。中井さんおすすめの撮影ポイントで、構図の作り方などアドバイスを受けながら撮影します。

【鉄道写真家 中井精也さん】
「いいんじゃないですか、いいんじゃないですか」
24日は県内外から11人が参加し、新緑の中を走る鉄道の撮影や中井さんとの交流を楽しんでいました。

【参加者】
「先生のトークが楽しいので参加させてもらっています。『目線を変えると、こんなふうに見えるんだ』って新たな視点の発見になります」

中井さんの写真の特徴は、鉄道の車両だけにこだわらず、鉄道にかかわるすべてのものを被写体とすること。
休憩で足を延ばした長野県の小谷村でも、桜と大糸線をカメラに収めました。逃がせない一瞬を狙ってみんな真剣です。

【参加者】
「中井先生の写真すごい素敵だなと思って憧れてます。自然と鉄道がすごくかわいくて、きれいで」

【鉄道写真家 中井精也さん】
「(鉄道写真は)やっぱりそれなりのコツがあったり難しいところがあるんですけど、とにかくワクワクするんですよ。写真教室というか、一緒にいい写真を撮ってみんなで楽しもうというのが一番の目的です」
24日は信越線などでも撮影していて、後日オンラインで講評会が開かれるということです。