病気や災害で親を亡くした子どもらを支援する「あしなが育英会」の奨学生らが22日から北陸3県を巡りながらの募金活動を行っています。
募金活動はJR金沢駅の金沢港口で行われ、奨学金を受けている学生らが自分たちの経験を話しながら支援を呼びかけていました。主催者によりますと、奨学金を受ける人の数はこの4年でおよそ1.5倍に増えていて、背景には、非正規雇用の拡大やコロナ禍による影響で経済的な負担の増加があるということです。
あしなが学生募金事務局・岡本裕生 北陸ブロックマネージャー
「物価高の影響で野菜を買えない人たちも増えていましたので、このような活動は必須だと私たちは考えます」
募金活動は北陸3県を巡りながら行われ、今月30日にも、JR金沢駅前で支援を呼びかけます。