沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、防衛省は先ほど、陸上自衛隊第8師団の坂本雄一前師団長の死亡を公表しました。

防衛省はこれまでに飽和潜水による捜索で隊員とみられる6人を見つけ、そのうち5人の死亡を確認しています。

防衛省は先ほど、この5人のうちの1人が、事故当時陸上自衛隊第8師団の師団長だった坂本雄一陸将であることを公表しました。防衛省はすでに、今月16日に死亡が確認された第8師団所属の2人の隊員の氏名を、きのう公表しています。

ヘリには隊員10人が乗っていて、まだ発見に至っていない4人の隊員の捜索も続けられています。

また、ヘリとみられる機体の引きあげに向けた作業は、早ければ今月下旬にも開始される見込みです。