さらに驚きなのが・・・


(長友幸生記者)「めちゃくちゃ走ってますけど・・危ないですよね」


なんと子どもたちが通学路として利用。


(中学生)「こっちからのほうが(学校に)早く行けるから(橋は)あってはほしいけど、安全なところもあれば危険なところもある」

そして、もう一つ気になることが・・・。

(長友幸生記者)「高鍋ICから、あちら町の中心部にあります高鍋町役場にナビを設定しますと、奥にあります竹鳩橋を通るルートが設定されます。」

実際、インターネットにはこんな書き込みも・・・。


「高鍋インターチェンジに向かうのにナビでガイドされたけど、ここを通る時本気で怖かった」

さまざまな危険が見受けられる竹鳩橋

管理している高鍋町によると、橋は元々、地元住民が共同出資して架けたもので、1959年に、町が現在の形に架け替えたという。転落事故も発生する中、ガードレール設置などの対策はできないのだろうか。

(高鍋町建設管理課・松行弘晃係長)「夏場の大雨の時期とか、台風の時期になると、そこがやっぱりガードレールになってしまうと、その流木等が引っかかってしまって当然通行の妨げにもなってしまいますし、最悪その橋の方が倒壊してしまうおそれがありますのでガードレールといった形での設置というのはちょっと不可能になっております」


また、複数の住民から要望として挙がったのが・・・


(地元住民)「ほんとは新しい橋ができれば一番いいんですけどね」「今だとちょっとやっぱり渡るのも危ない状態ですよね。できれば架け替えてもらってみんなが(安全に)渡れる橋がいい」

これに対し、町は、予算の面で架け替えは厳しいと説明する。


(高鍋町建設管理課・松行弘晃係長)「どうしても町単独ではなかなか架け替えというのは難しい場所になるので、多方面ちょっと要望の方を繰り返しながら、なるべく皆さんのそういった要望に沿った通行場所として実現していけるように、町としても取り組んでいきたいと考えてます」

重大な事故も起きかねない、竹鳩橋の交通状況。

このまま放置するわけにはいかなそうだ。

※MRTテレビ「Check!」4月19日(水)放送 「Check!調査班」から