広島市教育委員会は来月のG7広島サミットの期間中、市中心部にある小・中学校に、臨時休校とするよう要請しました。

広島市教育委員会が休校を要請する期間は、サミット前日の来月18日から、終了翌日の22日までです。

対象エリアは、広島市中心部にある小学校27校、中学校10校です。

サミットによる交通規制で、児童の通学路の安全が確保しづらいことや、渋滞により教員が通勤できないことなどが予想されるため、要請したということです。休校については、それぞれの学校の校長が近く最終判断することになっています。

市中心部以外の小中学校については、「原則、通常通り」としていますが、例えば半日のみの登校にしたり、期間の一部を臨時休校にしたりすることも可能としています。

ただ、給食については食材が届かないことも考えられるため、市内全ての小中学校で中止し、弁当の持参を求めることにしています。

また、広島市立の高校8校と特別支援学校1校は、すでに期間中の臨時休校を決めています。