5月のニュース

サニブラウン 今季日本初レースに「勝ちたい気持ちはある」世界陸上5大会連続出場へタイムは「勝手にポンと出る」【陸上日本選手権】(5月31日)
8月にハンガリーの首都ブダペストで行われる世界陸上2023の代表選考会も兼ねている「日本陸上競技選手権大会」が6月1日から始まる。前日会見が31日、大阪市ヤンマースタジアム長居で行われ、今季日本初レースとなるサニブラウン・A ハキーム(24・東レ)、世界陸上オレゴン代表の三浦龍司(21・順天堂大学)、女子100mハードル日本記録保持者の福部真子(27・日本建設工業)が会見に臨んだ。

【日本選手権注目選手・ディーン元気】31歳の“ベテラン”に期待できる理由は?世界陸上標準記録の85m20を投げれば3位以内で代表内定(5月31日)
男子やり投のディーン元気(31、ミズノ)にベテランの貫禄が漂っている。昨年の世界陸上オレゴン9位のディーンは、大会初日(6月1日)に登場する。標準記録の85m20を投げて3位以内に入れば、8月の世界陸上ブダペスト代表に内定する。自己記録の84m28は、ロンドン五輪で9位に入った12年にマークした。20年に復調して84m05を投げ、昨年は技術が安定してオレゴンでも再び入賞に迫った。標準記録は未突破でも、ディーンに焦りはまったく感じられない。

【日本選手権の注目選手・田中希実】昨年の3種目挑戦から今年は2種目に 5000mは今季初レースで標準記録突破に意欲(5月31日)
田中希実(23、New Balance)が昨年とは違ったプロセスで世界に挑戦する。
21年の東京五輪で日本人初の女子1500m入賞(8位)を達成した田中は、昨年は800m、1500m、5000mの3種目で世界陸上に挑戦した。日本選手権は強行スケジュールを克服し、800m2位、1500mと5000mで優勝という結果を残した。
しかし今年は1500m(6月1日予選、2日決勝)と5000m(6月4日)に種目を絞った。1500mは4分03秒50、5000mは14分57秒00の世界陸上ブダペスト参加標準記録を突破し、3位以内に入れば代表に内定する。

サニブラウン、田中希実、橋岡優輝らが代表を決めるには?今年の日本選手権は世界陸上ブダペスト最重要選考会【展望】(5月30日)
陸上競技の第107回日本選手権が6月1~4日、大阪市ヤンマースタジアム長居で行われる。8 月にハンガリーの首都ブダペストで行われる世界陸上2023の代表選考会も兼ね、3位以内に入った選手が世界陸上参加標準記録を破っていれば代表に内定する。だが標準記録は世界的にも、極めて高いレベルに設定されている。日本選手権後に破った選手や、破れなかった選手でも8月2日以降に確定する世界ランキングで出場資格を得られた場合、代表入りすることができる。
本コラムでは、日本選手権で代表を決める可能性がある選手たちを中心に紹介する。

カーリー圧勝で世界陸上連続金メダルに向けて自信 日本人トップの坂井も9秒台に手応え十分【GGP2023横浜レビュー】(5月27日)
昨年の世界陸上オレゴン100m金メダリストのフレッド・カーリー(28、米国)が、ゴールデングランプリ(GGP)に圧勝して世界陸上連覇の自信を大きくした。男子100mはカーリーが9秒91(+0.4)で2位に0.19秒差を付けて優勝。2位にロアン・ブラウニング(25、豪州)が10秒10で入り、同タイムの坂井隆一郎(25、大阪ガス)が3位。坂井は脚が攣りそうな状態ながらもカーリーとの差を、オレゴンの準決勝より縮めて9秒台への手応えを得た。4位の小池祐貴(28、住友電工)も10秒11と、20年以降の自己最高をマークした。

男子110mHの泉谷駿介が13秒07の今季世界2位記録!ブダペストでこの種目初の決勝進出も期待【ゴールデングランプリ2023横浜】(5月27日)
泉谷駿介(23、住友電工)が世界陸上ファイナルへのステップを1つ上がった。男子110mハードルは泉谷が、2位に0.18秒差を付ける13秒07(+0.8)で快勝。19年ドーハ、22年オレゴンと世界陸上2連勝中のグラント・ホロウェイ(25、米国)が4月15日に出した13秒01(±0)に次ぐ今季世界2位のタイム。21年に泉谷自身が出した13秒06(+1.2)の日本記録に0.01秒差と迫った。2度目の13秒0台は1回目より、さらに世界に近づいた手応えがあった。

日本歴代3位の8m26で金メダリストに快勝 男子走幅跳・吉田弘道が世陸参加標準記録突破で代表入りに大きく前進【ゴールデングランプリ2023横浜】(5月26日)
男子走幅跳で初めて、8月の世界陸上ブダペストの参加標準記録突破者が現れた。男子走幅跳では23歳の吉田弘道(神崎陸協)が、8m26(+1.0)の日本歴代3位の大ジャンプを見せ、昨年の世界陸上金メダリストの王嘉男(26、中国)に4cm差で優勝した。世界陸上標準記録の8m25を1cm上回ったが、吉田は過去にも“1cm”超えをしてきたジャンパーだった。

ウクライナの棒高跳元世界記録保持者セルゲイ・ブブカ氏「困難な時期。日本の支援に感謝」(5月23日)
ウクライナの陸上男子棒高跳・元世界記録保持者、セルゲイ・ブブカ氏(59)がTBSの単独インタビューに応じた。

吉田弘道が世界王者・王嘉男を破る8m26!世界陸上参加標準記録突破し優勝 橋岡優輝は7位【陸上GGP・男子走幅跳】(5月21日)
男子走幅跳は吉田弘道(23、神崎陸橋)が8m26で自己ベストを更新。世界陸上ブダペストの参加標準記録(8m25)を突破し、優勝した。

男子100m決勝 3度のスタートもカーリーが9秒91で優勝!坂井隆一郎が10秒10で3位【陸上GGP】(5月21日)
男子100m決勝は世界陸上オレゴン金メダルのF.カーリー(28・アメリカ)が9秒91(+0.4)で優勝した。坂井隆一郎(25、大阪ガス)が10秒10で3位に入った。

北口榛花 最終投擲で61m34をマークして4位、M.リトルが64m10で優勝【陸上GGP・女子やり投】(5月21日)
世界陸上オレゴン銅メダリストの北口榛花(25、JAL)は最終投擲で61m34をマークし4位だった。M.リトル(27、オーストラリア)が64m10で優勝を手にした。

三浦龍司が今季世界3位の好タイムで優勝!最後の猛烈スパートで逆転、会場どよめく【陸上GGP・男子3000m障害】(5月21日)
男子3000m障害で日本記録保持者の三浦龍司(21、順天堂大学)が、自身の記録(8分9秒92)に及ばずも、8分19秒07の今季世界3位の好タイムで優勝した。

田中希実、得意の1500mで優勝!残り1周でギアチェンジ、最後は圧巻のスパートで4分11秒56【陸上GGP】(5月21日)
田中希実(23、New Balance)が、女子1500mに出場し4分11秒56で優勝。同種目で日本記録を持つ田中は、序盤スローペースで入り、集団の5番手あたりでレースを展開した。残り2周でペースメーカーが外れると、2番手まで順位を上げ、ラスト1周を過ぎてギアチェンジ。一気にトップに出ると、残り150mから得意のスパートで後続を突き離してフィニッシュ。

男子100mフレッド・カーリーが予選から9秒88!坂井隆一郎が10秒08で決勝へ 桐生は決勝進出ならず【陸上セイコーゴールデングランプリ】(5月21日)
男子100mは世界陸上オレゴンの金メダリストのF.カーリー(28・アメリカ)が予選から9秒88(+1.5)を記録した。坂井隆一郎(25、大阪ガス)は予選2組を10秒08(+1.7)で1着。桐生祥秀(27、日本生命)は決勝進出はならなかった。

男子100mは世界陸上ブダペスト2冠に挑むカーリーの走りが最大の焦点 スタートが武器の坂井が何mまで先行できるか?【ゴールデングランプリ2023横浜プレビュー】(5月21日)
世界最速男が横浜を疾走する。ゴールデングランプリ(GGP)2023横浜が21日、今年は横浜市の日産スタジアムを舞台に15種目が行われる。前日の20日に行われた記者会見では、男子100mのフレッド・カーリー(28、米国)、坂井隆一郎(25、大阪ガス)らが出席。昨年の世界陸上オレゴン金メダリストのカーリーが、“計画通り”という言葉を強調していた。坂井も武器であるスタートで、カーリーからリードを奪うプランで挑戦する。

三浦は3000m障害今季初戦、女子1500mの田中は練習でかなりの好感触 東京五輪入賞コンビの指導者が語る現状は?【ゴールデングランプリ2023横浜プレビュー】(5月21日)
男子3000m障害には東京五輪7位の三浦龍司(21、順大)が、女子1500mには東京五輪8位の田中希実(23、New Balance)が出場。三浦は3000m障害初戦となる。8月の世界陸上ブダペストの参加標準記録は8分15秒00で、昨年8分12秒65とすでに突破済み。シーズン前半のピークを作っていく第1戦と位置づけている。田中は4~5月に米国で2レースと高地練習を行い、帰国後の練習もかなり感触が良い。順大の長門俊介駅伝監督、New Balanceの田中健智コーチに2人の現状を聞いた。

女子やり投 北口榛花「今季の2試合よりしっかり準備をして臨む大会。できれば日本記録くらい投げたい」【ゴールデングランプリ2023横浜プレビュー】(5月21日)
北口榛花(25、JAL)が自身の日本記録更新を目標に掲げた。セイコーゴールデングランプリ(GGP)2023横浜が5月21日、今年は横浜市の日産スタジアムを舞台に15種目が行われる。

「毎日吐きそう」女子100mH・福部真子に立ちはだかる“12秒50”の壁 世界陸上決勝進出への突破口は“角度”(5月21日)
今冬に大幅なフィジカル改造をし、世界陸上ブダペスト(8月19日~27日)で自身初の決勝進出を目指す女子100mハードルの日本記録保持者・福部真子選手(27)。昨季は2度、日本記録を更新したが、その記録も世界陸上の決勝進出ラインには届いていない。“12秒50”という大きな壁。その突破口について高橋尚子キャスターが取材した。

走幅跳の橋岡優輝が金メダリストの王嘉男と激突 距離を6m短くした新助走での国内初戦【ゴールデングランプリ2023横浜プレビュー】(5月21日)
橋岡優輝(24、富士通)が大きな助走変更に取り組んでいる。橋岡が目指す動きとは、どんなものなのだろうか?

“世界最速男”のカーリーら世界陸上の金メダリスト3人が来日 迎え撃つ北口、橋岡ら日本勢も充実【ゴールデングランプリ2023横浜プレビュー】(5月20日)
ゴールデングランプリ2023横浜が21日、横浜市の日産スタジアムを舞台に15種目が行われる。昨年の世界陸上オレゴン大会金メダリストが3人、男子100mのF.カーリー(27、米国)、走幅跳の王嘉男(26、中国)、女子やり投のK.バーバー(31、豪州)が参戦する。日本勢も女子やり投オレゴン銅メダリストの北口榛花(25、JAL)、男子走幅跳東京五輪6位入賞の橋岡優輝(24、富士通)ら、充実したメンバーが迎え撃つ。

上り調子の男子400m日本勢 日本人2人目の44秒台と世界陸上4×400mリレーメダル獲得の期待【ゴールデングランプリ2023横浜プレビュー】(5月20日)
男子400mは44秒43の自己記録を持つポール・デドゥオ(31、米国)と、日本人選手の争いが盛り上がりそうだ。特に今季好調の中島佑気ジョセフ(21、東洋大4年)と佐藤拳太郎(28、富士通)には、45秒00の世界陸上ブダペスト参加標準記録突破が期待できる。

男子100mは世界王者・カーリーに挑む 坂井「どこまで食らいついていけるか」【ゴールデングランプリ陸上 前日会見】(5月20日)
「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」の前日会見が20日、日産スタジアムで行われ、男子100mに出場するフレッド・カーリー(28、米国)、坂井隆一郎(25、大阪ガス) 、栁田大輝(22、東洋大) らが出席した。

田中希実「世界に通用する走りを」三浦龍司「この一戦を大事に」北口榛花は世界女王と対決【ゴールデングランプリ陸上 前日会見】(5月20日)
「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」の前日会見が20日、日産スタジアムで行われ、日本記録保持者の田中希実(23、New Balance )、三浦龍司(21、順大)、北口榛花(25、JAL)が顔をそろえた。