『教育』を受けることへの受刑者らの思い

 24人の教育期間は1年。半年後には教育中心の生活を終え、それぞれ残りの刑期を過ごすことになります。

 (B受刑者・21歳)
 「(Q今、何のために刑務所にいると思いますか?)もちろん罪を償うというのもあるんですけど、やっぱり立ち直る必要がある。罰を与えるだけだと何も進まないような気もするので、教育、“教えて育てる”というのが出所後の生活にも大事だなと思います」
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 (A受刑者・21歳)
 「なんかちょっと優遇されているように見えるところに、(遺族は)疑問とかいらだちとかを感じるのかもしれないなと思います。これ以上、自分のせいで誰かが亡くなるとか悲しむとか、そういうのは起こさないようにしたいなと思います」