春の登山シーズンに合わせて、くじゅう連山での植物の盗掘防止や登山マナーを啓発するパトロールが始まりました。
この森林保護員によるくじゅう連山のパトロールは毎年、春と秋の登山シーズンに実施されていて、大分県九重町の長者原ビジターセンターで出発式が行われました。珍しい植物などの盗掘を防ぎ登山マナーを啓発することが目的で、10人の隊員はさっそくラムサール条約に登録されているタデ原湿原の遊歩道へ向けて今年初のパトロールに出発しました。
(大分森林管理署・坪木直文署長)「この貴重なきれいなくじゅうの自然を登山道からはみ出てふんだりとかとったりしないように十分気をつけて楽しんでいただきたいという風に思います」
パトロールは7月31日まで実施され、期間中、登山客が安全に気持ちよく行き来できるよう登山道の整備やゴミ拾いなどにも取り組みます。