鹿児島県垂水市に、世界的ホテルグループマリオット・インターナショナルが新たなホテルをオープンさせました。道の駅に隣接し、地域活性化を目指します。
垂水市浜平にきょう開業したのは、「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」です。全95室、延べ床面積3600平方メートルで、錦江湾に面し、道の駅たるみずはまびらに隣接しています。
フェアフィールド・バイ・マリオットは、リッツ・カールトンやシェラトンなど様々なブランドで世界でホテルを展開するマリオット・インターナショナルと、積水ハウスが全国の道の駅を拠点とし11道府県にオープンさせています。垂水は25軒目で、九州では初めてです。
基本料金は1万4千520円からで、レストランはなく宿泊に特化していて、食事や買い物などは道の駅や地域の店を利用してもらい地域経済の活性化につなげる狙いです。
きょうは午前11時から塩田知事や尾脇市長ら関係者が出席し、オープニングセレモニーが開かれ、ホテルの開業を祝いました。

「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」は、客室全95室のうちキングが38室で、うち1室が車いすで利用しやすいアクセシブルルームです。ツインは57室です。キング、ツインそれぞれにオーシャンビュールームがあります。
【画像で見る】フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島
ホテルの上層部にあるテラスからは目の前にある錦江湾と雄大な桜島を眺め、飲食を楽しめるということです。
垂水では、ブリやカンパチの養殖がさかんなほか、SUPやカヌーのほか、猿ヶ城渓谷ではキャニオニングも楽しめます。