サッカー明治安田生命J2リーグのいわきFCは8日、元J1・大分トリニータをホームで迎え撃ちました。会場では、地元温泉旅館の新入社員も試合を初観戦しました。

高橋広季アナウンサー「いわき湯本にある旅館、古滝屋です。これから新入社員3人が初めていわきFCの試合を観に行きます」
新入社員「いわきFCの応援に新人トリオ行くぞ!オー!」

8日のホーム戦は、新社会人と新入生が無料招待されました。地元・湯本温泉の老舗旅館・古滝屋にこの春、入社した3人は、いわきFCの試合を初めて観戦することに。

古滝屋新入社員 佐藤彩嘉さん「いわきFCの試合は初めて観るのでとても楽しみです。応援頑張りたいと思います」

雨が降るなか、15位のいわきは、元J1の3位・大分と対戦。試合は、大分が主導権を握ります。

前半7分に大分に先制を許すと…後半20分にもゴールを奪われます。さらに、そのわずか3分後、パスミスからゴールネットを揺らされ、立て続けに失点。3点のビハインドとなり、重い空気が会場を包みますが…。

いわきベンチでは、速水修平選手が声を張り上げ、必死に仲間を鼓舞します。

いわきFC・速水修平選手「少しでもピッチの選手を鼓舞したり、自分も戦っているんだぞという気持ちで、少しでもサポートができればいいなと思っている」

すると試合終了間際、相手の隙を見逃さず近藤が1点を返し、意地を見せます。しかし反撃もここまで。

いわきは終始、大分に押し込まれ、1対3で完敗。3試合ぶりの勝利とは、なりませんでした。

古滝屋新入社員 半谷夏希さん「初めてサッカーを観戦したので迫力が凄かったです」
Q.来て良かったですか? 古滝屋新入社員 大平陽菜乃さん「すごく良かったです。すごくおもしろかったので、また来たいなと思いました」

いわきFC 近藤慶一選手「自分の持ち味であるフィジカルは負けるつもりはなかったので、そこは自信を持ってピッチに立てて、これから2点、3点取れるぐらいの力をつけていきたいなと思いました」

いわきFC 村主博正監督「失点に関してサッカーをやっていればこんなことは起こり得るので、また前を向いてみんなでやっていくしかない」