専門学校生たちも身近に感じる『サイバー犯罪』
「実際にURLみたいなのが送られてきて、詐欺に引っかかって…」
「最近インスタで、勝手にグループ作られて入れられてみたいなことがあるので、そこはタッチしないようにするとか」

年々増加するインターネット上での悪質商法やSNSを利用した犯罪。
警察庁によりますとその検挙数は年々増加傾向で、去年は全国で1万2369件。
前の年より160件増加しています。

こうしたトラブルに巻き込まれないように、新潟県警が専門学校生に対策を指導しました。

【新潟県警本部サイバー犯罪対策課 遠山雄一サイバーセキュリティ戦略補佐】
「県内で数多く相談寄せられているのは、偽サイトや詐欺サイトに引っ掛かってIDパスワードを盗まれてしまったり、商品を買ってしまったけど届かないというようなトラブル」

新潟県警では、新潟市内の専門学校に通うおよそ260人に対して『サイバーセキュリティの講習会』を開催。
ネット上での詐欺や、SNS上での誹謗中傷や動画写真の拡散など、具体的なトラブル事例と防止策についてが示されました。
【専門学校生】
「URLは今まできちんと実際に見たこともないので、そういうところに注意して、怪しいか怪しくないか判断して使おうと思いました」
「変な投稿を上げたりとか、周りの人に迷惑をかけたりするので、そういうことをしないようにSNSを使いたい」

講習会では、専門家が脅威と捉える具体的な事例も紹介されていました。