人気絵本作家、ヨシタケシンスケさんの大型展覧会が、8日に鳥取県倉吉市で始まります。発想が豊かでユーモアたっぷりなヨシタケさんに話を聞くと、意外にもネガティブな一面が明らかになりました。

土江諒 記者
「「ねぐせのしくみ」、「もうぬげない」、そして「あんなにあんなに」。私これ全部好きなんですけど、こちらの書店ではヨシタケさんの特設コーナーが設けられている」

ゆるーいタッチと、独特の視点でユーモラスに描かれた絵本の数々。

鳥取県米子市内の書店には、人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの特設コーナーが設けられていて、子どもだけでなく、20代・30代にも支持されているといいます。

小崎純佳キャスター
「そして、8日から倉吉博物館」で始まるのがこちら!「ヨシタケシンスケ展かもしれない」です」

会場は、ヨシタケさんの頭の中をテーマに構成されていて、アイデアスケッチおよそ2500枚、絵本の原画、立体作品など400点以上が展示。ヨシタケワールドを存分に味わうことができます。

ヨシタケシンスケさん本人に話を伺うことができました。

絵本作家 ヨシタケシンスケさん
「僕が子どもの頃、親に連れてこられた展覧会とかってすぐ飽きて帰りたくなってたんです。なんか絵ばっかり並んでてつまんないなって、早く帰ろうよって言ってた側の子どもなので、自分がそういう展覧会をする時に、来てくださったお子さんが、つまんないな、早く帰りたいなってなっちゃうのかわいそうなので、何かお子さんでも楽しめるような、実際触ったり、モノを投げたりとかして楽しめる、お父さんお母さんが絵をゆっくり見られるような、色んな人がそれぞれの楽しみ方ができる場所を考えて作りました」