同窓会の会計担当の女性 20年にわたり横領

九州ルーテル学院大学の同窓会で、横領の疑いです。被害総額は2500万円を超えるとみられています。

被害を訴えているのは、九州ルーテル学院大学の同窓会です。

同窓会の代理人弁護士によりますと、同窓会の会計担当をしていた女性(60代)が、2001年から約20年にわたり、管理していた同窓会の口座から預貯金を引き出し、約2590万円を横領したということです。

同窓会は、時効となった被害などを除いた293万円について、4月6日 業務上横領などの疑いで警察に告訴状を提出しました。

同窓会の代理人 松野信夫 弁護士「教育機関で犯罪が起きていたのに、何もしないというのは良くない。けじめをつけるためにも告訴した方がいいんじゃないか」

横領は2019年に別の会計担当者が就任したことで明らかになりました。

女性は生活費のために使ったと横領を認め、2022年から毎月3万円を弁償しているということです。