自転車事故での死亡者を分析…多くが“頭を強く打つ”
石川県内で去年1年間に発生した自転車が絡む事故は、前の年より5件多い280件で、死者も1人増えて4人です。このうち最も多いのは、対車や対自転車といった車両の事故で、前の年より13件多い275件となっています。また、亡くなった4人のうち3人が頭を強く打っていて、ヘルメットを着けていれば助かった可能性もあります。

一方、自治体によってはヘルメットの購入費用を、一部補助する取り組みがあります。白山市や川北町では、市民や町民を対象に幼児や児童がヘルメットを購入する時に最大1000円を補助していましたが、白山市では今月から対象を全ての年齢に広げました。また、能美市でも同じような助成制度を6月からの施行に向けて準備を進めているということです。

安いものでは6000円程度から購入できる自転車用ヘルメット。安全に対する事前の備えが事故の防止と減少に結び付きます。