新年度が始まったことに伴い、私たちの暮らしに関わることについても一部変わりました。制度変更によっては、“知らないと損をする”ものも…マイナ保険証を使った際の窓口負担額の違いについて解説します。
新年度スタート! 4月から変わるものは…
日比麻音子キャスター:
この4月から私達の暮らしに関わることも変わっていきます。一部となりますが見ていきましょう。

【交通のルール】
自転車に乗る際にはヘルメットの着用が努力義務に
【少子化対策】
出産育児一時金の支給金額が42万円→50万円に増額

さらに、知らないとちょっと損をするかもしれません。
保険証に関して▼マイナンバーカードを保険証として利用する「マイナ保険証」を使う場合と、▼従来の保険証を使う場合で、窓口における負担額が違います。4月から従来の保険証を使う場合、負担額が増額されるのです。
「マイナ保険証」の有無によって負担額が増加!?

日比キャスター:
従来の保険証を使う場合にはこれまでより、プラス6円負担することに。
【「マイナ保険証」を使う場合】
3月まで初診で6円負担、再診では0円→4~12月も負担額は変わらず
【従来の保険証を使う場合】
3月まで初診で12円負担、再診では0円→4~12月では初診で18円負担に、再診では毎回6円負担することに。
なので、マイナ保険証を使う場合と、そうでない場合とかなりの差が出てくる。これはちょっと気をつけたいところですね。
ホラン千秋キャスター:
これはマイナ保険証を導入してない医療機関の場合は従来の保険証でもいいんですか?
日比キャスター:
実は『マイナ保険証を導入していないのでこういったお金はかからないよ』という場合もあれば、『実はもう申請を既にしてしまっているので、マイナ保険証と従来の保険証で金額の差が出るよ』という医療機関もあるようです。医療機関やかかりつけのお医者さんに、一度確認をしてみるといいかもしれません。