「民間ならではの創意工夫を」

みずむすびサービスみやぎ 笹井昭一さん:
「今ここにある中央監視のシステムが、来年度新しくなる予定。新しくなると、通常はここだけで完結しているシステムだが、みずむすびで管理している(上下水道)7つの処理場に同じシステムが入ると、仙台の本社で浄水場の画面が見られるようになる」

事業を導入する最大の目的は、コストの削減。20年間でおよそ▼337億円のコスト削減につながると試算されています。

1人の保守点検の担当者が、複数の浄水場を担当するなど人材の効率的な配置や、各施設共通で使用する薬品をまとめて大量購入することでコストメリットを生み出します。

運営会社の中村社長は、導入2年目の来年度に向け、「民間ならではの創意工夫を行う」と力を込めます。

みずむすびマネジメントみやぎ 中村英二社長:
「さらに2年目は一歩踏み込んだ、民間ならではの創意工夫、資材の購入、薬品の購入、デジタルトランスフォーメーションとか、うまく効率化していく」

2021年7月の県議会、賛否について世論を二分した村井知事肝いりのこの事業は、議会与党からも採決を棄権する議員が出る中、導入が決定しました。

3月20日、記者会見での村井知事は・・・。