今年から4軍制を敷いたホークス。その4軍が25日、初めてプロチームと試合を行いました。相手は、内川聖一選手を擁するチームです。

◆対戦相手は「大分B‐リングス」

独立リーグとの交流戦で、大分県佐伯市の球場を訪れたホークス4軍。背番号3ケタの育成選手や支配下のルーキーなど、高卒で入団した選手の体作りやリハビリ後の調整が4軍の役割となります。
記念すべきプロ初対戦のチームには、元ホークスの内川聖一選手の姿が!試合前にはかつての仲間同士、にこやかにあいさつを交わしていました。

◆元ホークス内川選手がタイムリー

試合は1回からホークス打線が力をみせます。4番に入った育成4年目・石塚選手の2ランホームランで先制すると、強力若鷹打線の勢いはとまらず3回には一挙10点を奪います。
この日一番の盛り上がりを見せたのは7回ウラ、ホークスの大ピンチで迎えるは内川選手!走者一掃のタイムリー2ベース。一線は退いたもののプロ通算2000本安打の実力を示します。

◆ホークス4軍が完勝

試合はホークス4軍が20安打19得点の猛攻をみせ、プロチームとの初対戦を勝利で飾りました。



ホークス4軍 小川監督「逆の展開になるイメージがあったけど、良かった~勝てて。(内川は)ものが違う感じだね」



内川選手「4軍の選手でも、これだけのものを持っていると見せつけられる試合になった。プロの世界でやっている選手はもう一段階違うと、僕自身が独立リーグに来てから感じた」

ホークス4軍は4月3日(月)に、タマスタ筑後でホーム開幕戦を迎えます。この日は本拠地での初陣記念ということで、大人も子供も全員無料で観戦できることになっています。