タイ中部の住宅街で22日、男が自宅から銃を乱射し、近くにいた3人が死亡した事件で、銃を持ったまま立てこもった男は、突入した警察との銃撃戦の末、射殺されました。

事件が起きたのはタイ中部・ペッチャブリー県の閑静な住宅街で、22日午後、男が自宅から銃を乱射し、近くにいた20代の男性3人が死亡しました。また、駆け付けた警察官を含む3人が負傷しています。

男はその後も発砲を続けながら自宅に立てこもったため、警察は住民らを避難させたうえで周辺を包囲。23日未明になって特殊部隊が家に突入し、銃撃戦の末に男を射殺しました。

警察によりますと、容疑者の29歳の男は暴行事件をめぐる裁判に出廷することになっていて、ストレスを抱えていたとみられるということです。