列島が沸いた侍ジャパンの世界一ですが、もちろん、キャンプ地となった宮崎でも喜びの声が広がっています。
(下川祥子記者)「WBC日本代表が世界一になったことをお祝いして、宮崎空港内には大きな懸垂幕が掲げられています」


侍ジャパンの世界一を称え、宮崎空港には、さっそく懸垂幕が掲げられました。
(県民)「(懸垂幕掲げられるのが)早いなと思っていち早く、さすが宮崎・宮崎からキャンプで育って練習して強くなったのでそこはさらにうれしい」
(県民)「速報で見ました。(結果ご覧になったときはどうでしたか?)気持ちが盛り上がりました」
(県民)「すごい日本のエネルギーがぐっと上がったなってすごく感じました。なんか幸せな気分にさせていただいてありがとうって選手とかスタッフの方たちもすごくなんか幸せです。」


一方、こちらは宮崎市の焼き肉店「犇(ひしめき)」。

侍ジャパンの宮崎キャンプ期間中、ダルビッシュ投手や山本投手など投手陣14人が訪れた店です。


ダルビッシュ投手が自身のSNSに載せたこちらの投稿が話題になりました。
(焼肉 犇(ひしめき)・大川平昌史社長)「こちらのほうの4テーブルなんですけど取り外しができるようになってて、大広間になるんですけど・・・ちなみにダルビッシュ選手が座ってた席はこちらですね・2番目の奥のほうですね」


選手たちは、14人でおよそ50人前を食べたということです。
(焼肉犇・大川平昌史社長)「あんまり野球とか見なかったんですけど、今回投手の方たちに来ていただいて、そこからずっと見るようになってすっごい熱もこもってきょうの決勝とかもすっごい最後のほうとか力が入るような感じで応援してました」


そして、侍ジャパンの世界一を支えた一人が、この人。
宮崎キャンプから決勝までトレーナーとして同行した九州保健福祉大学の講師、佐々木さはらさんです。
世界一が決まった後、話を聞きました。
(佐々木さはらさん)「1か月間、選手スタッフと一緒にやってきたので、もちろん嬉しさというのがあった。メディカルスタッフで一丸となってやってきたので、そのメンバーとその瞬間に一緒にいれたというのはすごく感慨深いものがあった」

佐々木さんはこの大会での経験を帰国後、学生たちに伝えたいと話します。

(佐々木さはらさん)「宮崎合宿からけがを含めて色んな事がもちろんあったので、途中離脱してしまった選手も当然いるが、チームとしては世界一という結果を残せたというところは非常にトレーナーとしてもよかった」