青森市が整備を進めてきた青森駅西口の駅前広場が完成しました。22日から供用が開始され市営バスの乗り入れ本数が増えます。

21日は青森駅西口の駅前広場で落成式が行われ、関係者がテープカットをして完成を祝いました。駅前広場は、青森市が2021年9月から約11億円かけて整備し、これまで平日は1日20便だった市営バスの乗り入れ本数は22日から65便に増えるほか、青森市内の観光スポットを巡る「ねぶたん号」は、発着場所が4月1日に東口から西口へと変更されます。


※竹島紀博記者「今回の青森駅西口の整備ではこちら、地元の要望が大きかった駐車場が初めて設けられました」

駐車場は30台分あり、最初の30分は無料となっています。また、自転車の駐輪場も493台分確保されるなど、駅前広場は規模・機能ともに拡充されています。

※西部第二区連合町会 石井勇会長「観光で来る人にもいいし、地元から来る人にも駅の利用はすごく増えると思う。東へ線路をこえて渡るのが不便でしたので、自由に歩けるのがいい」

青森駅は、東口に建設されている駅ビルが2024年度に完成する予定で、青森市は、東口と西口を一体として整備しながら県都の玄関口の利便性を充実させる方針です。
