美作三湯として知られる岡山屈指の温泉地・湯郷温泉に登場した新たなスポットが誕生しました。湯上りに楽しめるものとは?

(杉澤眞優キャスター)
「あ~気持ちい~ばばんばばんばんばん。思わず口ずさんでしまうほど、気持ちいですね。私は、中国地方きっての温泉地、岡山県の湯郷温泉に来ています。自然を見ながらのこの足湯、最高に気持ちいです~」

岡山県の北東部、美作市の中心部にある湯郷温泉。1200年以上前の平安時代から湯治(とうじ)場として知られる歴史ある名湯(めいとう)です。40~43度の湯は柔らかく、肌がツルツルになると言われていることから「美人の湯」としても人気を集めています。

中国自動車道のインターチェンジからも近く、「関西の奥座敷」とも呼ばれる湯郷温泉。自慢の湯と温かいおもてなしで訪れる人の心と体を芯から癒してくれます
。岡山県を代表する温泉地。古き良き街並みはもちろん街中にはこんな光景も…

美作から京都まで三歩で歩いたという伝説をもつ「三歩太郎」のからくり時計に、更にはノスタルジックな佇まいの店。実は、ここ湯郷温泉街は「おもちゃの街」としても知られているんです。昭和レトロをテーマにした「昭和館」では、大正から昭和30年頃までのおもちゃや雑貨など、約3万点が並びます。一歩足を踏み入れれば令和から昭和にタイムスリップ。

(あの日のおもちゃ箱 昭和館 竹中信清館長)
「昭和の良き時代を思い出すことができる、あの時分はよかったなとか、昔のことを思い出して、昔の生活を思い出して平和だった時代を思い出してほしい。そのきっかけになればと思うんです」

ちょっと現実を忘れて、レトロな世界に浸ることもできる湯郷温泉。この風情ある温泉街に新たなアウトドアスポットが現われました。

(杉澤眞優キャスター)
「この温泉街に誕生する新しいスポットというのが、なんとこちらのカフェにあるそうなんです」「こちらでは何が楽しめるんですか?」
(美作農園 笠原真由子さん)
「裏に新しくガーデンができまして、こちらで買っていただいたメニューを持って、中でピクニックを楽しんでいただけます」
(杉澤眞優キャスター)
「温泉街でなんとピクニックが楽しめるんですね!」

温泉街でアウトドア。ピクニックが楽しめる「湯の華ガーデン」です。
こちらでは、手ぶらでピクニックを楽しむことができます。

(美作農園 笠原真由子さん)
「おまたせ致しました」
(杉澤眞優キャスター)
「わ~かわいいですね」
(美作農園 笠原真由子さん)
「これでピクニック気分を楽しんでいただければと思います」
(杉澤眞優キャスター)
「これを持ってピクニックに行ってきます!」

季節の花々が咲き誇る中、バスケットを手に開放感のあるガーデンへ。
心地よい風を感じながらのどかな自然に癒されます。

(杉澤眞優キャスター)
「こちらのガーデンの中のウッドデッキでいただきたいと思います。わ~オシャレですね」

ここでいただけるのはイチゴをふんだんに使ったエクレアや大福など4種のスイーツに、イチゴのドリンク、プリン。まさに「イチゴ尽くしのアフタヌーンティーセット」です。

実は、岡山県北にある美作市は朝夕と日中とで寒暖差があり果物栽培には最適な場所。湯の華ガーデンを運営する美作農園では、大きくて濃厚な味のイチゴを栽培し、メニューにも贅沢に取り入れています。

(杉澤眞優キャスター)
「ワッフルからいただきます。イチゴがジューシー。美味しいです。この甘酸っぱさと、生クリーム良くあいます。美味しいですね。」
「イチゴはどんなイチゴを使っているんですか?」

(美作農園 笠原真由子さん)
「こちらのイチゴは美作農園で朝採りされたイチゴを使用しております」
(杉澤眞優キャスター)
「採れたてのイチゴなんですね」
(美作農園 笠原真由子さん)
「はい、なので完熟してすごく味ものって美味しく味わっていただけると思います」
(杉澤眞優キャスター)
「まさか温泉街の中にこんなに素敵なガーデンができるとは、びっくりですね」
(美作農園 笠原真由子さん)
「ゆったりしたスペースで、くつろぎながら美味しいものを食べていただいて体も心も癒されればいいなと思います」

この他にも、ランチにおすすめの美作産の濃厚な卵を使ったクロワッサンセット。
さらには、岡山の地ビール会社と美作農園がコラボした「いちごビール」も新登場。お土産にもおすすめです。

グルメに歴史に温泉に。昔と今を同時に楽しめるここにしかない癒し。岡山県、湯郷温泉街で堪能してみてはいかがでしょうか?

(杉澤眞優キャスター)
「美味しいものに、安らぐ温泉、心も体もリフレッシュできること間違いなしです」