■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™準々決勝 プエルトリコ代表4ー5メキシコ代表(日本時間18日、フロリダ州ローンデポ・パーク)

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の準々決勝は、メキシコ代表が逆転でプエルトリコ代表を5ー4で下し、初の準決勝進出を果たした。2点を追う7回に連続タイムリーで逆転し、終盤その1点リードを守り切った。

準決勝は日本時間の20日と21日に同球場で行われ、メキシコ代表は21日に日本代表と対戦する。

メキシコ先発のJ.ウリアス(26)は立ち上がりにつかまり、1死一・三塁からプエルトリコ4番E.リベラ(26)の犠飛で先制を許すと、J.バエズ(30)の2ラン、E.ロサリオ(31)の2者連続アーチを浴び序盤で4失点。早くも主導権を握られ追いつきたい打線は、プエルトリコ先発のM.ストローマン(31)に対し、2回に5番・I.パレデス(24)がソロ本塁打で1点を返すが、4回まで打ったヒットはわずか2本。

だが3点ビハインドの5回、2者連続安打と四球で1死満塁のチャンスを作ると、2番・A.ベルドゥーゴ(26)がタイムリーを放ち2ー4。さらに7回、先頭のA.バーンズ(33)が二塁打で出塁すると連続四球で無死満塁に。ここで4番R.テレス(28)は空振り三振に倒れるが、I.パレデスが同点の2点タイムリー、続くL.ウリアス(25)が勝ち越しのタイムリーを放ち一挙に5-4と逆転に成功した。

1点リードのまま迎えた9回はG.ガイェゴス(31)がランナーを二人出すが、最後は見逃しの三振に仕留め、メキシコが初の準決勝進出を決めた。

WBCで日本と対戦するのは第1回大会(06年)の2次ラウンド以来2度目。前回は日本が6-1で勝利した。

【メキシコ過去WBC成績】
06年 2次ラウンド敗退
09年 2次ラウンド敗退復活1回戦で敗退
13年 1次ラウンド敗退
17年 1次ラウンド敗退