JR東日本「オフピーク定期券」混雑時間を避けておトクに
日比キャスター:
このような動きがある中で、JR東日本は新たな制度を導入します。それが“変動運賃制”です。
例えばホテルであったり遊園地などは、年末年始など忙しい時期には料金が高くなる一方で、閑散期の時期は安くなります。時期・シーズンによって価格が変動しています。これを運賃にも導入しようということです。

18日から「オフピーク定期券」が販売されます。
通常よりも値段が割安になっていますが、ピーク時=平日の朝は使うことはできません。ただ、オフピーク=ピーク時間の前後に関しては、割安な定期券として使えます。

これを導入すると、混雑の緩和にプラスに働いていくとみられています。
オフピーク定期券で、どれだけ安くなるかというと…

▼JR八王子駅~新宿駅(3か月間定期券)
改定前:4万1300円
改訂後:4万2660円
オフピーク定期券:3万7960円
対象となるのは、SuicaやモバイルSuicaです。
オフピーク定期券で、ピーク時間帯に乗ってしまった場合を考えてみます。

JR八王子駅においてピーク時間帯は、午前6時35分から午前8時5分。この時間は使えません。
そこでバスが遅れてしまい、6時40分に駅に到着し入場しようとすると…オフピーク定期券を使うことはできません。
通常運賃の492円が別途かかり、残高から精算という形になります。
もし10回ピーク時に入場しますと…▼通常の定期券よりも割高になってしまうことになります。
ホラン千秋キャスター:
通勤・通学の時間帯って、お気に入りの車両が決まっていて、顔ぶれが毎日同じみたいなことってあるじゃないですか?そこから外れることが少ない方は、オフピーク定期券でもよさそうですよね。