アドバイスを求めて大手キムチメーカーへ
方向性が定まらない中、部員らが頼りにやってきたのは大阪のキムチ工場。約30種類のキムチを1日10~15トン生産する大手キムチメーカー「高麗食品」です。
工場長の黄成守さんは実は大会の厳しさを知る経験者でもあります。
(黄さん)「僕も法人部門で申し込むんで。3年4年くらい連続で応募して1回だけです、本選に行けたん」
試作した柿のキムチの改善方法など具体的なアドバイスを求めます。
(黄さん)「フルーツって何が難しいって、元がおいしいから、これ別に無理してキムチにせんでいいやんっていう」
(柳原くん)「味の薄い食べ物ってあるじゃないですか。やっぱりそういうものが」
(黄さん)「一番向いていると思います」
食材をおいしく変身させることこそがキムチの醍醐味というわけです。そして、もう1つ大事なことが。
(黄さん)「ごはんに合うしお酒にも合うしパクパク食べてしまう、ってなるのが一番理想的なキムチとしての姿かな。高校生なんでやっぱりごはんでしょ。合わすとしたら」