おそらく日本でここだけ?大阪市生野区の大阪偕星学園高校にある『キムチ部』。部員は10人、活動は週に3日で、文化祭に出店するなどいろいろな活動をしています。そして創部から1年足らずで、漬物の創作レシピで競う「全国漬物グランプリ」に挑戦。部員たちの奮闘を取材しました。

白菜の塩漬けからつけだれまで!キムチつくる高校生たち

 大阪市生野区の大阪偕星学園高校は生徒数は約830人。大阪コリアタウン近くに位置する文武両道を掲げる学校です。

 2年生の栗川大輝くん。去年できたばかりの全国でも珍しいキムチ部の部長を務めています。
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 放課後、活動拠点という食堂に案内してもらうと、厨房ではまさにキムチづくりの真っ最中。

 (部員)「ベストは1日おいたら。水の出方が違います」
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 とにかくおいしい白菜キムチをつくるべく、白菜を塩漬けするところから始まり、唐辛子・ニンニク・りんご・魚醤などを混ぜ合わせたキムチのつけだれまでも。白菜キムチを一から十まで自分たちの手でつくっているのです。
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 (キムチ部・部長 栗川大輝くん)
 「最初はめっちゃ辛かったり、超まずかったり。時間がたてばどんな味が良いのかっていうのもわかってきたので、そこからは(味が)安定してきたかなと思います」