大分県宇佐市の議会は最終日の15日、新年度の当初予算案を可決し、4月から小中学校の給食費が無償化されることになりました。

宇佐市議会は15日最終日を迎え、一般会計当初予算案や追加議案を含む28の議案が採決されました。

総額329億円あまりとなる当初予算案には子育て世帯への経済的支援として、新学期の4月から公立小中学校の給食費を無償化する事業におよそ2億円を計上。対象は小中学生およそ4000人で、財源の一部にはふるさと納税の寄付金が充てられます。

採決の結果、当初予算案を含む28議案はいずれも賛成多数で可決されました。

小中学校の給食費無償化は2018年に開始した豊後高田市に次いで、県内の市町村で2例目となります。