人口減少時代を乗り切る戦略を考えるために、与野党の有志が議員連盟を設立しました。

きょう発足した超党派の「人口減少戦略議連」には、与野党の国会議員や若手の官僚、学生らが出席しました。

『人口減少戦略議連』会長 野田聖子 前少子化担当大臣
「(国会で)ほぼほぼ人口減少という言葉は出てきませんでした。これからはこの議員連盟がしっかりと議論の場所として、多くの国会議員だけではなくて、全ての国民が関わってくれる居場所を作りたい」

きょうの会議では、20歳から64歳の人口が毎年およそ70万人ずつ減っていくとの試算が示されたほか、出産期の女性の人口が減り続けていることなどが報告されました。

議員連盟では持続的な経済成長と暮らしを守る戦略について今後、議論していく方針です。