遮断機から交差点までの距離が約12mしかない『危険な踏切』が兵庫県高砂市にあります。10年前にはトレーラーと電車が接触する事故も起きています。警察は中型以上の車の通行を禁止にするなどしましたが、10年が経っても危険な状況が続いていて、地元住民は不安を抱えていました。

車2台が並ぶのがやっと…交差点が近い「危険な踏切」

 兵庫県高砂市にある『神鋼前踏切』。周囲には工場地帯が広がっていて、山陽電鉄・荒井駅から約200mの場所にあります。地元住民らにこの踏切の印象を聞くと…。

 (地元住民)
 「危険だと思います」
 「危ないですね」
 「安全かどうかというとちょっと疑問ですね」
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 危険な踏切だと皆が口を揃えます。そのワケとは…。

 (記者リポート)
 「こちらの踏切なんですが、遮断機から交差点までの距離が約12mしかありません」

 踏切と交差点の間隔が狭く、車2台が並ぶのがやっと。交差点の信号が赤になった際に車が詰まって電車と接触するおそれがあるのです。