石川県白山市の山田憲昭市長が10日朝、亡くなりました。71歳でした。
山田氏は去年8月、炎症が見つかった胆のうを摘出し、その後も胆管炎のため、入退院を繰り返しながら公務を続けていました。
2月28日には、市議会の本会議中に体調不良を訴え、職員に抱えられながら途中退席していました。
3月6日には市役所の廊下で倒れて頭を打ち、意識混濁の状態が続いていましたが、10日午前5時、脳挫傷のため、入院先の公立松任石川中央病院で亡くなりました。71歳でした。
山田氏は白山市の合併前の旧吉野谷村の出身。金沢工業大学を卒業後、旧吉野谷村の村議会議員を経て、1988年から村長を2期務めました。

1995年の県議選で当時の石川郡東南部選挙区から立候補して初当選し、県議を5期務めました。

2014年の白山市長選で当時の作野広昭市長との一騎打ちを制し初当選。2018年と去年の市長選では無投票で再選を果たし、3期目でした。
山田市長の通夜は12日午後7時から、葬儀は13日の正午から、いずれも白山市井口町の「一休さんの米永 鶴来館」で行われます。
また後任を選ぶ市長選は統一地方選の臨時特例法に基づき、4月16日に告示、23日に投開票されます。