日本家屋の魅力を学ぼうと、岡谷市の中学生が畳づくりを体験しました。

(武居畳店・武居政典(たけい・まさのり)さん)「土台と畳表がずれないように」

畳づくりに挑戦したのは、岡谷北部(おかやほくぶ)中学校の1年生26人。
家庭科の時間に、住まいについて学習を進めていて、日本家屋の魅力を知ろうと、畳職人である武居さんを招きました。


生徒たちは、土台の板に畳表(たたみおもて)をかぶせてくぎを打ち付けたあと、それぞれが選んだ生地でへりを取り付け、ミニ畳を完成させました。

(生徒は…)「楽しいっすね」「自分の部屋にも畳があるので身近なものを作れていい」「落ち着くので好きです畳は」「自分の手で作れるのがすごいなと思いました」


(武居さん)「今の子どもたちは、たぶん畳の部屋がなかったり、触れる機会がないと思うので畳の良さを実感してもらえたらいい」
武居さんは、今後、1年生の別のクラスでも畳作りを指導する予定です。