宮崎空港から聞こえる飛行機の音が怖い
戦火におびえることはなくなりましたが、当時の光景がよぎることがあります。
(ヴィクトルさん)
「宮崎はすごく安心。でも、空港から飛行機の音が聞こえる。ウクライナでいつも爆撃の飛行機がいつも飛んでいた。音で窓が揺れていた。それがトラウマになっている」
まだ、息子1人がウクライナ国内にとどまっていると話すヴィクトルさん。祖国に帰る日を願っていますが、停戦の兆しは見えず不安が募っています。
(ヴィクトルさん)
「もちろん戻りたい。ウクライナは私のルーツなので。私はそこで生まれ育った。別の国もいいが、私は戻りたい。でも、全部落ち着いてから。こんな状態では戻りたくない」

一つだけ分かったのは
突如、日常を奪われたウクライナの人々。
戦争を目の当たりにした2人は、世界中の人たちに訴えたいことがあります。

(ヴィクトルさん)
「一つだけ分かったのは、みんな平和を大事にした方がいい。いつ何が起きるか分からないから。平和な国でも普通に平和に生きていても、どんな状態にいつなるかは誰も分からない。だから平和を大事にしてほしい」
※MRTテレビ「Check!」4月29日(祝・金)放送分から