一平は、1966年の創業以来、有明海ののりを使用。


使う量は年間6万枚以上と、寿司店としては九州で一番使用量が多いと言われていて、今後の供給体制に不安を募らせています。

(一平 小田浩二さん)
「レタス巻はのりが命なんですよ。のりがなくなったら商売にならないです」


また、価格面にも影響が・・・

レタス巻に使われるマヨネーズやエビなどの価格が高騰していて、一平は今月から値上げしたばかりですが、そこに追い打ちをかけたのがのりの不作。
のりの価格は既にコロナ禍前の2倍になっていますが、さらに価格が上がることが予想されています。

(一平 小田浩二さん)
「自然のものですから、急激にどうのこうのとは言えないですけど、うちの店に合ったのりをいつまでも提供してもらうことが望みですね」


有明海を襲ったのりの不作。その余波が宮崎の名物にも及んでいます。


一平では、今後、外食産業でのりの争奪戦が起きるのではと懸念しています。